デジタルサイネージ
システム概要
デジタルサイネージを用いた映像配信と表示するコンテンツ(静止画、動画)の表示スケジュールを管理するシステム
利用業種
- 製造業(社内、工場内での社員向けのお知らせを表示)
- 公共交通機関(駅構内での広告の表示、観光案内など)
- 教育機関(学部の情報表示、イベントでの使用)
開発目的・システム導入のメリット及び効果
開発目的
- ・教育機関ホール向けの映像・音響システムの一機能としてホール内のプロジェクターやカメラ等と連動したデジタルサイネージをエントランスに設置したいという要望により開発。
システム導入のメリット・効果
- ・社員向けのお知らせや広告等を紙ベースから電子にすることにより、印刷コストを削減やお知らせ・広告の更新を容易に行なうことが可能。
- ・静止画だけでなく動画を使用することもできるようになり、表示内容や利用用途に幅を持たせることができる。
- ・スケジュール管理システムはコンテンツの表示スケジュールを日付や時間単位で設定することができる。
システム特徴
開発言語
- HTML、Javascript、CSS:管理画面やディスプレイ画面を描画する再生装置・管理端末側のスクリプト言語
- VB.net、C#:コンテンツの登録やスケジューリングなどの処理を行うサーバー側のプログラミング言語
- SQL:コンテンツデータを管理するための言語
環境
- Webサーバ(Windows OS):サーバーを構内に設置、再生装置や管理端末とLAN接続。
- サイネージ再生装置(BrightSign、ディスプレイ):サーバからコンテンツを取得して表示。
- 管理端末(PC、ブラウザ):管理端末にてコンテンツ登録、スケジュール管理等を行う。
システムの構成要素・アーキテクチャ
- サイネージの表示コンテンツ、スケジュールをサーバで集中管理し、複数の再生装置へ配信可能なネットワーク型サイネージシステム。
主な機能
- ログイン機能:管理者・ユーザー間のアクセスや機能の制限
- 画像登録機能:サイネージに表示する画像や動画をコンテンツとして登録する機能
- 画像グループ登録機能:サイネージに表示する画像や動画を複数まとめてコンテンツとして登録する機能
- スケジュール登録機能:各サイネージに表示するコンテンツをスケジュールとして登録する機能
- メンテナンス機能:ユーザーの登録・修正やサイネージディスプレイの管理を行う機能
開発秘話・苦労話
映像音響機器の制御とサイネージシステムのスケジューリングをすり合わせて表示タイミングを同期させるのが大変で開発が難航しましたが、何とか納品まで漕ぎつけることができました。
開発にはさまざまな苦労がありましたが、開発のきっかけとなったご要望に応えることにより、お客様の既存システムや外部の情報配信サービス等と連携するなどといったカスタマイズに強みを持つサイネージシステムになったと考えております。